顔汗の治療法ってどんなものがあるの?

暑い時、緊張した時、運動した時、辛いものを食べた時など、顔汗が出るのはごく自然な摂理です。

 

そうでないのに常に顔汗が出るのは、もしかしたら「顔面多汗症」という病気である可能性があります。

 

 

日常生活でさえ支障をきたすような顔汗なら、一度病院へ行くことをお勧めします。

 

 

顔面多汗症にはいくつかの治療方法があります。

 

 

それをご紹介します。

 

 

一つ目は、胸腔鏡下交感神経節遮断手術(ETS)という方法です。

 

これは、交感神経という汗を出す指示を伝える神経で、この神経を切断する内視鏡手術となります。

 

 

ETSは短時間で終わり、効果もほとんど約束されていますが、副作用として、「代償性発汗」が起こります。

 

 

代償性発汗は体温を下げる必要がある時に、胸、お腹、お尻、太もも、背中から出る汗の量が増えてしまうという副作用です。

 

 

つまり、顔汗を抑えて出られなくした分、他の場所からその分の汗が出るようになってしまうのです。

 

中には顔面多汗症より代償性発汗のほうが辛いと、手術を受けたことを後悔する方もいるので、手術する場合は十分な検討をして決めて下さい。

 

 

費用は10万円前後ですが、高額医療費変換手続きをすると、何カ月か後に一定額が戻ってきます。

 

 

二つ目の治療法は、ポツリヌス注射です。

 

 

これは交感神経の末端から出された、神経伝達物質「アセチルコリン」が汗腺を刺激して促進します。

 

その時に、ポツリヌス注射を打つと、このアセチルコリンの分泌を抑えることが出来て、汗を抑えることが出来るという訳です。

 

効果は短くて3カ月。

 

長くても1年しかもちません。

 

費用はクリニックによって違いますが、5万〜15万円となっています。

 

三つめの治療法としては、飲む薬があります。

 

「神経遮断薬」という薬が、アセチルコリンが表へ出る力を妨害して、汗を減らすという効果があります。

 

 

その他として漢方薬「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいじかんきょうとう)」というのも挙げられます。

 

 

費用も結構かかりますし、副作用が出てしまう場合もあるので、治療法はじっくり慎重に選ぶといいのではないでしょうか。

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